気ままに行こう

子育て中の国際結婚家庭の日常生活

韓国での乳がん治療体験記④ 子供達の面倒は誰がみる?

前回の内容はこちら

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癌と分かり、夫は義母に電話して、すぐに来て欲しいと伝えたそうです。

驚いた義母はすぐに準備して田舎を出発したそうで、バスで向かっている最中との事。

 

ただ、問題が。

 

義母は足腰肩が悪く、2歳長男の面倒はみれても、赤ちゃんを抱っこしてミルクをあげるなんて無理・・・

 

生まれて10日目の娘を今日は保育園の先生が見てくれたとしても、明日からはどうするか・・・大問題でした。

 

私が入院している間、ずっとうちに滞在してくれて子供達の面倒を見れる人なんてもう他には居ません。

日本にいる私の両親

定年退職して、今は特に何もしていない。

することと言ったら、年に数回、日本中あちこちにミニバンで車中泊しながら旅行すること。

とにかく急いで来て欲しかったので、すぐに電話しました。 

 

私)「驚かないで欲しいんだけど、癌になっちゃって手術したから、すぐに来て」

 

手術後で力が出ず、とりあえず端的に要件を言いました。

 

電話に出るなり、「癌になった」とか「日本から韓国にすぐに来て」とか、そんなことを言われたら、驚きますよね。

驚かないはずがない。

海を渡らないといけないのに、まるで近所に住んでいるかのように「すぐに来て」だなんて。

 

すごい人使いの荒い娘💧

 

この時ほどどこでもドアを欲したことはありませんでした。

 

事情を聞いた両親はすぐに飛行機を探したそうです。

その日は既に夕方でしたが、当日の飛行機がないか、それから翌日の飛行機はないか。

ちょうど夏休みの時期だったためか、飛行機は空きがなかったそうです。

 

実は私の両親は、孫達に会うために、この日のちょうど1週間後に船を予約していたんです。

大阪から釜山まで1泊でいけるパンスタードリーム号という船に。

 

そこで父が思いついたのは、予約の日程を変更できないか?

そして電話してみると、明日に変更可能との返事が来たそうで、即、私にメール。

《明日の夕方に大阪から出航する船で行く。明後日のお昼には着くよ。》

と。

 

 

とりあえず、明後日からは子ども達も大丈夫。

じゃあ明日は??

 

さすがに保育園の先生に2日連続は頼めない。

 

麻酔が抜けずにまだ重い頭をフル回転させて思いついたのが、私が韓国に来た当初から良くしてくれた知り合いのお姉さん。

お子さんも中学生だし、1日だけなら預かってもらえるかも!

希望の光が見えてきました✨

 

今までどうしてこのお姉さんのことを思い出さなかったのか不思議なくらい、いつも本当に親身になってくれ、頼りになる人なんです。

しかも、元小児科の看護師さん!!

もうこの人しかいません。

 

そして、電話して事情を話しました。

 

が、そのお姉さんは明後日の朝一で旦那さんの実家に行くとのこと。

 

ガーン😱

 

私は思考回路が止まり黙っていると、そのお姉さんは

「家を出る時まででいいなら面倒見るよ、朝の7時くらいまでだけど」

と。

 

そしてまた、感謝で涙😭

 

これで何とかなると思い、私は安心して目を閉じていたら

麻酔から覚めたあとは4時間(だったかな?)寝ないように看護師さんから言われていたので、

夫がいつものぶっきらぼうな言い方で

「寝るな!」

と言ってきました。

 

[ちょっと、手術した患者なんだから、もっとやさしく声をかけてくれたって良いじゃん💢]

と思いながらも、いつも通りにしかできない夫の不器用さも感じました。

 

 

ちょうど18時頃に義母からバスターミナルに到着したとの電話が来て、夫はバスターミナルまで車で迎えに行きました。

家に帰って、遅くまで預けていた息子を迎えに行って、夕飯も食べて・・・

 

色々と忙しくしているんだろうなと理解しつつも、なかなか帰ってこないことに段々イライラしてきました。

 

とにかく早く戻ってきて欲しい。

 

なぜなら、朝から水分さえ摂っていないので、ものすごく喉が渇いて、不安や悲しみよりも、とにかく喉を潤したくて仕方がありませんでした。

 

全身麻酔をしたので、夜22時頃までは水分を摂らないように言われていたのですが、もうあまりにも喉が渇いて我慢できない。

 

でも、飲まないように言われた手前、他に人に「水を飲ませてほしい」なんて頼むわけにはいかない。。

 

口に含ませるくらいの水分で良いから欲しいのに、私はぐるぐる巻きでベッドに張り付いた状態で動けず😭まるで拷問

 

付き添いで病院にいないといけないはずの夫はどこに・・・

 

21時頃には就寝時間のため病室が暗くなりました。

この頃には私の頭の中は「どうやって水を飲むか」ということしか考えられなくなっていました。

 

それから少しして、向かいのベッドのお姉さんが、ガラガラと点滴台を転がしながら、水をたっぷり含ませたガーゼを私の口にくわえさせてくれました。

拷問と思うくらいの喉の渇きだっただけに、ものすごいありがたさと幸せを感じました。

 その向かい側のベッドのお姉さんは「喉渇くんだよね。旦那さん早く帰ってこないといけないのにね。」と言って、それから不自由なとこはないかと聞いてくれてスマホの充電とか色々としてくれました。

まるで神様

 

 

そして22時過ぎになって、やっと夫が戻って来ました。

疲労と不安と入り混じった顔。

 

夫のが来たら「なんで早く来なかったのよ💢」と言ってやろうと思っていたのに、顔を見たらホッとして、申し訳なくなって、そんな気はなくなりました。

 

[そうだよね、昨日と今日で色々あり過ぎて疲れたよね]

 

と思いながら夫の行動を見ていると、なんと気が利くこと!

私が飲む水も買ってきてくれている!!

ストローまで一緒に😭

 

もう22時になっているから水が飲める。

少し飲んで、なんて幸せなんだ~と思ったのに、

夫)「看護師が一気に飲むなと行って居ただろ!」

と水を取り上げられました。

そして、ちまちまと一口ずつ飲まされました。

一気飲みしたい衝動を、夫に無理矢理抑えられながら・・・

 

それから夫は簡易ベッドを広げて、ナースステーションからもらってきたお布団を広げて、自分の寝床を整えていました。

壁際の場所に移動しなかったら寝ずらかっただろうと思うと、勝手に私のベッドを移動したとはいえ、良かったと思いました。

 

 

 簡易ベッドは私のベッドの右側なので、その日は夫と手を繋いで寝ました。そうするととても安心したので。

でもたぶん、夫はものすごい寝ずらかったと思います。

ベッドの高さが違ったし・・・

と言うか、たぶん夫はこの日は不安で眠れなかったはず。

 

 一方、私は喉の渇きも解消され、ぐっすり眠りました。

普段の育児疲れもあったため、こんな状況でもゆっくり休めることがありがたいなぁなんて思っていました。

 

 

つづく。

 

 

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